ガラスとサッシ。別々につくられ販売されている2つを、組み合わせて『窓』として提案できることが私たちの強み。それぞれ独立しているため、ガラスのメーカーはガラスのことに非常に詳しいけれど、ガラスのことしか話さない。サッシのメーカーはサッシのことには詳しいけれど、サッシのことしか話さない。それならば、流通卸売業としての私たちは、両方を語ることができる『窓屋』になろうという発想でした。
最近は、窓に色々な機能を持たせることができるようになり、そのラインナップも幅広くなりました。例えば、ペアガラス。内側と外側のガラスの組みあわせだけでも何パターンもあります。その間の空気層に乾燥空気を封入し、さらにガラスの内側に特殊金属膜をコーティングすれば、断熱性や遮熱性をより高めることができるエコガラスへと変化します。
種類の豊富さは、ガラスだけではありません。サッシにはアルミ素材の他に樹脂や木製のもの、アルミと樹脂の複合素材もあります。開閉方法も、引き違いや回転式など多種に渡って展開されています。
お客様が求めているのは、換気をよくすることなのか、明かりをとることなのか、それとも防犯性を高めることなのか。これを私たちはお客様のニードと呼んでいます。つまり、ニーズの単数形で、個別の要望の意味ですね。それを的確にとらえて提案することこそ、窓屋としての腕の見せどころなのです。